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吉田正尚、森友哉の系譜を継ぐオリックス「三代目・小さな大打者」池田陵真の“大物食い”

文春野球コラム ペナントレース2023

2023/09/01

一流投手から快音を放ち続ける期待の大器・池田陵真

1 平良海馬
2 石川柊太
3 佐々木朗希
4 田中将大
5 有原航平
6 有原航平
7 有原航平

 これが何かお分かりになるだろうか? そう、これは我らがオリックス・バファローズ期待の若手外野手・池田陵真がプロ入り以来放った7本のヒットの相手投手の一覧なのである。(8月30日現在)

「大物食い」という言葉があるがこれほど見事に一流投手の名前が並ぶのも珍しいのではないか。これでまだ弱冠20歳だと言うから恐ろしい。末はどれほどの強打者に化けてくれるのか、全国のオリックスファンの期待は高まるばかりである。

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池田陵真 ©時事通信社

 池田陵真。2003年8月24日生まれの20歳。大阪府出身。名門・大阪桐蔭高校から2021年ドラフト5位でオリックス入団。

2022年二軍成績 103試合 383打席78安打4本塁打32打点。打率.239
2023年二軍成績 81試合 271打席69安打5本塁打25打点。打率.284
(8月30日現在)

「育成の中嶋オリックス」チルドレンの一人として入団から2年間は舞洲でみっちりと鍛えられてきた未来の主砲候補はすっかり体つきも逞しくなり、明らかにスイングの力感が上がっている。昨秋のファンフェスでは『SPY×FAMILY』アーニャのコスプレで一気に女性ファンへの知名度も上げた。

 中嶋監督にとっても池田陵真が期待の大器であることは間違いないのだろう。ファームで好調な時には抜群のタイミングで一軍に呼び、この2年間でわずか9試合30打席ではあるが一軍の雰囲気や主力投手のレベルを効果的に体験させている。その30打席で放った7安打の相手投手が冒頭の5人なのだ。

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