鷲見氏は何と答えるか
悲痛な告白に鷲見氏はどう答えるか。会社宛に質問状を送ったところ、対面で取材に応じた。
――2020年8月ごろから2022年5月ごろまで、A子さんと不倫関係にあった?
「それは事実です」
――性行為を行う際、鷲見氏が避妊具を付けなかったとA子さんは言っている。
「彼女が私に対して『コンドームをつけてほしい』と言ったことは一度もないです。『つけて』と言われればつけますし、『やめて』といわれたら無理にはしません。今の世代の人はわからないですけど、60代の感覚としてはそういうものかと」
――性行為をした翌日に「(クラミジアが)陽性だった」と伝えられたらA子さんが不安に思うのも当然では。
「いや、まあ、そうかも知れないですけど……。たしかに2020年にはそういうことがありました。でも、その後1年くらいA子さんは何も言わなかった。そもそも僕は毎月性病検査を受けていて、結果は全て『陰性』だったんです。彼女が突然『(性器が)痒いから病院に行った』と言い出し『(鷲見氏が)性病をうつしたからだ』と、僕を問い詰めるようになったのは2022年になってからです」
90分にも及んだ取材の後半、記者が「奥さんも子供もいらっしゃるが、不倫をしたことについてはどう考えているのか?」と尋ねると、鷲見氏はこう言うのだった。
「どうって……。別に称賛されることではないと思いますけど、まあ、その程度ですね」
現在配信中の「週刊文春電子版」では、A子さんと鷲見氏の不倫の詳しい経過、性病感染をめぐる2人のやり取り、A子さんを傷つけた鷲見氏の言動、鷲見氏が取材中に明かしたA子さんとの“警察トラブル”、そして鷲見氏が記者に語った「不倫観」などを複数の証拠写真と共に詳しく報じている。
文藝春秋が提供する有料記事は「Yahoo!ニュース」「週刊文春デジタル」「LINE NEWS」でお読みいただけます。
※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。