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「代表の私がお金を自由に使えないなんておかしいです!」

 さすがに理事たちが「事後決済はもう受けられない」と理事会で否決すると、デヴィ夫人は「代表の私がお金を自由に使えないなんておかしいです!」と言い放ったという。

 結局、こうしたアミチエとの関連が疑わしいウクライナ関連などの請求は合計で600万円に上る。そして4月になると、デヴィ夫人はアミチエの会員に対し、個人事務所のアドレスからメールを送り始めた。

「内容は私たちへの非難に加え、アミチエと無関係な夫人の交遊録や、夫人の活動への勧誘です。会員の連絡先を転用する行為は悪質です。やむなく理事全員で議決し、夫人を解任することになりました」(同前)

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デヴィ夫人が会員に送ったメール

 だが、1788万円の残高がある団体名義の通帳や印鑑を手放そうとせず、理事たちが返還を要求しても、デヴィ夫人は、「返却いたしません」と弁護士を通じて返答したという。

 デヴィ夫人を直撃した。

「わたくしがオーナーなの」

――アミチエの経費について、ウクライナ渡航費など「公私混同」があった?

「とんでもない。みんなでOKしたものです。言ったらあれですけども、ほんの少しのお金です」

――1788万円の入った通帳を返してない?

「わたくしはわたくしのアミチエを持ってますので。わたくしが商標登録しているの。わたくしがオーナーなの。わたくしはこの口座を自分で使おうと思っていますから」

創始者のマダム・レジーヌ氏(左下)と(本人ブログより)

 さらに事務所から次のような趣旨の書面回答が来た。

「(渡航費は)一旦受理されたものを理事達に拒否されました。(通帳は)残金を振り込むので新しい口座を作成してほしいと再三言ってきましたが、彼らには作れないのかもしれません」

 8月30日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および8月31日(木)発売の「週刊文春」では、デヴィ夫人の金銭トラブルについて3ページにわたって掲載。また運転手への暴行、タニマチへの殴打などの疑惑についても報じている。

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