文春オンライン
《埼玉本庄5歳児虐待死》事件を主導した‟悪女”石井陽子55歳の‟ウソまみれ人生”「20歳サバをよんでいた」「‟中村葵”なる別人に成りすまし…」《8日判決》

《埼玉本庄5歳児虐待死》事件を主導した‟悪女”石井陽子55歳の‟ウソまみれ人生”「20歳サバをよんでいた」「‟中村葵”なる別人に成りすまし…」《8日判決》

埼玉本庄5歳児虐待死公判#5

source : 週刊文春

genre : ニュース, 社会

小学校の同級生と“再婚”、自宅不動産は1年も経たないうちに売却

「最初の夫が亡くなる前から『うちは仮面夫婦なの』と言っていました。そこで目をつけていたのが、小学校のある同級生でした。庭も広いお屋敷に住んでいる素封家の息子さんで、真面目な大人しい未婚の男性です。陽子は彼に近づくために、小学校の同窓会を企画しました。資産目当てだったんだと思います。そして同窓会で彼と再会した後、2人が駆け落ちしていなくなった時期がありました。戻ってきてすぐ、再婚したようです(※実際は内縁関係)」

 男性宅の近隣住民が振り返る。

「しっかり者で裕福な両親と独身の息子さんの3人暮らし。いつの間にか、息子さんが2人の娘を連れた女の人と一緒になっていました。そのあとすぐ、お父さんが病気で亡くなり、自宅不動産は息子さんが相続しましたが、1年も経たないうちに売却され、一家は挨拶もなく、夜逃げするように居なくなってしまったんです。息子の“嫁さん”、その陽子という女が、多額の借金を作っていたと噂になりました」

ADVERTISEMENT

白骨状態で掘り起こされたもう一つの遺体

 前述のように、石井が「中村葵」なる別人に成りすまし、mixiを通じて大学生の丹羽と接点を持ったのは2007年頃。2人の交際が始まったのは、丹羽が社会人になってからだという。前出の丹羽の親友Aさんが打ち明ける。

「丹羽は大学卒業後、鉄鋼関係の会社に就職して、会社が借り上げた千葉県浦安市の賃貸住宅に住んでいました。そこに遊びに行った時、“アオイ”と名乗る石井が、すでにカノジョとして転がり込んでいました。実家は金持ちだけど、飛び出してきて丹羽のところに身を寄せているんだと」

石井と丹羽

 丹羽の部屋には、もう一人、別の同居人がいた。

「認知症の兆候のあるというお婆ちゃんです。石井の“オバ”だといい、『家を追い出されて私を頼って来たので、ここで暮らすようになった』と説明されました。次に遊びに行った時、埼玉の本庄に家を借りて療養させようかという話も出ていました」(同前)

事件現場となった柿本知香被告らの本庄市のかつての自宅 ©共同通信

 その老女こそ、歩夢くん事件発覚後、本庄の借家の床下から白骨状態で掘り起こされたもう一つの遺体――、石井が篭絡した真面目な元同級生男性の母だった。

(#6は近日公開)

《埼玉本庄5歳児虐待死》事件を主導した‟悪女”石井陽子55歳の‟ウソまみれ人生”「20歳サバをよんでいた」「‟中村葵”なる別人に成りすまし…」《8日判決》

週刊文春電子版の最新情報をお届け!

無料メルマガ登録

関連記事