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「彼女はリベンジポルノの恐怖におびえ…」全身タトゥーの人気ラッパーがタレント女性と“弁護士トラブル”「女性は自殺未遂」「パニック障害と診断され…」

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source : 週刊文春Webオリジナル

genre : ニュース, 社会, 音楽

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 若者に人気の音楽グループ「舐達麻」の実質的なリーダーで、ラッパーのバダサイ・クッシュ(33)が、タレントA子さんとの間でトラブルを引き起こしていた。2021年9月にA子さんは妊娠・流産すると同時に、別の女性の存在も発覚。A子さんは不可解な言動を繰り返すバダサイに嫌気がさし、交際を解消するのだが――。(最初から読む#1)

今年6月地上波番組「M_IND」(フジテレビ)に出演したバダサイ

A子さんが信頼して送ったメッセージを悪用したバダサイ

 今年3~4月、バダサイと離別したA子さんの体調は徐々に回復していった。一時は休みがちだったタレントの仕事もこなせるようになった。そして新たな異性との出会いを得て、恋愛に踏み出そうとした矢先に、バダサイの影が迫ってきた。

「バダサイさんは、自分のもとを離れたA子に新しい彼氏ができそうだと知った。すると彼氏に対して、ある“スクリーンショット“を送りつけたのです」(友人のBさん)

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 その彼氏とは、同業でもあるラッパーのX氏。バダサイが直接の連絡先を知っている存在だった。ある日、X氏がA子さんに「バダサイからスクショが来ている」と伝えたことで、事態が発覚したのだ。

 そして、このスクショの内容は後に判明したのだが、A子さんがバダサイに対し、<眠剤飲む時あってごめんね>などと語っているメッセージのやり取りだった。

舐達麻の楽曲「100MILLIONS(REMIX)」のMVの一場面(YouTubeより)

バダサイはA子さんの悪評を言いふらし

 Bさんが表情を歪ませて話す。

「A子がバダサイさんだけに信頼して送った内容を、バダサイさんは“悪用“した。まるでA子が睡眠薬や精神安定剤に快楽目的で依存しているみたいに、誤った印象を抱かせる文面を切り取った。それを新しい彼氏に送り付けて混乱させた。A子が自分で恋人に伝える前にプライバシーを暴露して、新しい恋を妨害したんですよ」

 ため息を漏らしてこう続ける。

「今どきの言い方じゃないけど正直に感じたのは、バダサイさんはラッパーとしては『男気』のイメージだったのに、この人なんでこんな『女々しい』ことするんだって……」

 更にバダサイは止まらない。

「バダサイさんは、彼氏のX氏や周辺の人たちに、A子さんの悪評を言いふらしました。聞こえてきたのは『あの女は睡眠薬で頭がおかしくなって妊娠したとか嘘を言ってくる』『金銭を要求してくる』などの趣旨でした。でもA子は決して嘘を伝えたわけでもないし、お金を求めていない。スクショもあわせて、完全な“嫌がらせ”だと思います」(Bさん)

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