「8月上旬のある夜、彼女は錠剤を30錠ほど飲んでしまった。本人も記憶があいまいだそうですが、いわゆる“自殺未遂“だと思える形でした……。意識が混濁して、病院に搬送されてなんとか回復しましたが、いつまた思い詰めてしまうのか心配で仕方ないです。なぜ彼女だけが、こんなふうに苦しまなければならないのでしょうか。A子はこれからもバダサイさんを怖がって生きていかなくちゃならないのでしょうか」(Bさん)
A子さんは「自分の人生を生きる自信とか、自尊心がなくなっちゃいました」
「週刊文春」はA子さん本人にも事実確認のため、自宅近くで取材を試みた。記者が取材趣旨を伝えると、A子さんは一見気丈に、しかし時折声を震わせて、主に次のように語った。
「バダサイさんとのトラブルは事実として起きたことです。私が記者さんにお伝えしたいことがあるとすれば、『もてあそばれた』とかじゃないです。ラッパーの女遊びを非難して被害者ぶる気はありません。
そうじゃなくて、なんで信頼してたのにいきなり暴露したり、新しい彼氏に嫌がらせをしたりしてきたんだろうって……。最後は『ごめんなさい』も言ってくれなくて。
錠剤をたくさん飲んだ日のことははっきり覚えていないのですが、その時は私、自分の人生を生きる自信とか、自尊心がなくなっちゃいました」
悲痛なA子さんの言葉に対し、バダサイ自身どう振り返るのか。
9月初旬、バダサイに取材を申し入れたが、弁護士を通して「回答いたしません」とした。
“強面“のラッパーが女性問題で明らかにした素顔。果たしてファンの眼にはどう映るだろうか。