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「生ゴミの臭いがキツくて」元バイトAKB梅澤愛優香(26)のラーメン店で“異臭トラブル”《実質的経営者が強制わいせつで逮捕・起訴、長引く休業》

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : エンタメ, 芸能

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「店舗前道路が水道管工事の為、当面の間店休とさせて頂きます。何卒よろしくお願い致します」

 8月29日まで新宿・大久保公園で開かれたラーメンイベントで、長蛇の客の列を作った人気店があった。元バイトAKBの梅澤愛優香(26)が店主を務め、神奈川県大和市にあるラーメン店「麺匠 八雲」だ。

八雲の休業 ©文藝春秋

 だがこのイベントでの大成功からわずか3日後、突然の休業をツイッター(現X)で発表。「水道管工事の為」としているが、取材班が現地を訪れると、店舗前の道路で営業を妨げるような工事が続いている形跡もなく、「本日臨時休業」と書かれた看板が入口に立つのみ。1カ月が経った今も、営業再開のめどについて知らせはない。

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 梅澤が店主を務める別の店舗でも異変があった。

 昨年11月に大和市にオープンしたばかりの「ちゃんぽん龍龍」は「人手不足で営業を続けていくことが困難」として開店からわずか半年後の5月に閉店。その1週間後にも、北鎌倉で経営していた「沙羅善」が「新たな麺の開発と作り込み スープ作りの為の素材探しの旅 味作りに集中したいためのお休み」として休業するなど、かつて飛ぶ鳥を落とす勢いで出店した店が、いずれも休業に追い込まれていることがわかる。

 “ラーメン女王”とも称された梅澤に一体何が起こっているのか――。

梅澤(2021年撮影) Ⓒ文藝春秋 撮影・細田忠

2021年10月に“産地偽装疑惑”が発覚

 梅澤が芸能活動を始めたのは2014年のこと。AKB48とアルバイト情報サイト「バイトル」のタイアップ企画として誕生した「バイトAKB」に加入したのがきっかけだった。だが活動は短く、1年後の2015年には雇用契約期間が満了し終了。その後は名古屋を中心に地下アイドル「ロマンティックシェリー」で活動を続け、ラーメン店は2017年9月に神奈川県大和市に麺匠八雲を開店したのを皮切りに、出店拡大を続けてきた。

「麺匠 八雲」 ©文藝春秋

 本店は開業当初から、“ラーメン激戦区”として知られる高座渋谷で看板メニューの味噌ラーメンが人気を博し、連日行列ができるほどの盛況ぶりだった。しかし、2021年10月に「文春オンライン」の取材で、公式サイトの表記と異なる食材を使用していた“産地偽装疑惑”が発覚。あわせて従業員への給料の支払い遅れや、オープン時に店舗の内装工事を請け負った業者への未払い騒動など、ずさんな経営体質が露呈した。

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