管轄の警察署に問い合わせると、「24時以降のキャバクラ店営業は風営法の刑罰で最も重い処罰を受ける可能性があります」と職員が語った。
「(『REAL』が店舗を構える)大府市は営業延長許容地域ではありません。なので、24時以降に営業していた場合には『無許可営業』とみなされ、経営者は風営法第49条第1号に違反したとして、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、または、その両方が科せられる可能性があります」
記者が『REAL』へ電話すると…
人気グループメンバーの店で発覚した“ココロオドラヌ”出来事。9月30日夜、事実確認のため、記者が『REAL』へ電話すると、坂梨本人が対応した。
――「REAL」の営業形態についてお伺いしたい。24時以降も営業している?
「あ、24時以降の営業は基本的にはやっていません」
――8月28日、24時以降の営業をしていたことを確認している。坂梨さんが接客している様子を撮った動画もあります。
「あの、タクシーを待っていただいたりだとか。お会計を済ませた上で、仲のいいお客様と(カラオケを歌いながらタクシーを待っていた)」
――25時ごろまで営業していたという証言もある。1時間以上もタクシーを待っていたのですか?
「割と郊外なもんで。待ちがすごく長かったりだとか。一緒にスタッフも含んでというのはありますけど。
基本的に営業は24時に終えて、お金は発生していない。あとは常連様とスタッフも含めて飲んでいる形です」
未成年者への酒類の提供は否定
――キャストが飲酒運転をしているという話もある。
「ノンアルコールを提供していますんで。間違えて飲んじゃったという場合でも、自分でちゃんと醒ましてから自己判断で帰ってくれという風に。あとはこっちが送っていったり」
――未成年にお酒を提供していたという証言もあります。
「絶対にそこはないですね」
――年齢確認をきちんと行っていないという証言もあります。未成年をお店に入れたことはありませんか。
「入れてない……認識でいますね」
さらに電話でやりとりを続けると坂梨は突然「これはなんなんですか……。そもそも文春の記者なんですか?」と言い始め、名古屋に直接取材に来たら「正直に話す」という。
そこで後日、小誌記者が名古屋を訪れたところ、アポの1時間前に坂梨から電話があり、「急用が入ったので取材日時を改めてほしい」と連絡があった。その後、再び坂梨から「やっぱりちゃんとした質問状をメールで送ってほしい」と電話があり、指定されたメールアドレスに質問状を送ったところ、回答があった。