〈あらすじ〉
ウクライナにある研究施設から“ハンドル”が盗まれた。その実体は不明だが、ブラックマーケットでの取引価格は100億ドルともいわれる代物。英国秘密情報部のネイサンは、敏腕エージェントのオーソン・フォーチュン(ジェイソン・ステイサム)にハンドルの回収を命じる。
オーソンが率いるチームは、別の諜報チームと競合しながら、ハンドルの仲介人が、悪名高き武器商人グレッグ(ヒュー・グラント)であることを突き止める。そして、有名映画スターのダニー(ジョシュ・ハートネット)を巻き込み、彼の熱烈なファンであるグレッグに接近する。
〈解説〉
型破りな諜報員が活躍するスパイ・アクション。『キャッシュトラック』に続くガイ・リッチーの脚本・監督作。114分。
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中野翠(コラムニスト)
★★★☆☆100億ドルをめぐる話なのにサスペンスに欠ける。J・ステイサムが単なる地味顔に見えた。観光気分を味わう他なし。
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芝山幹郎(翻訳家)
★★★☆☆G・リッチーには、カロリー浪費型の呑気なアクションが向いている。乱雑な部分も多いが、楽しんで撮った空気が横溢。
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斎藤綾子(作家)
★★★☆☆ステイサム演じる惚けた諜報員が現場では期待以上の活躍ぶり。話は深刻だが闇の大富豪たちとの駆け引きはコミカル。
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森直人(映画評論家)
★★★☆☆外面だけ着飾った様な作風だが、優雅なノリは悪くない。ステイサムは盟友G・リッチー組の時が一番格好良く見える。
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洞口依子(女優)
★★★☆☆『コードネーム U.N.C.L.E.』を想起させる軽妙なタッチ。予想以上に少なめなアクション、キャラクター、着地に至るまで薄め。
- もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
- 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
- 料金の価値は、あり。★★★☆☆
- 暇だったら……。★★☆☆☆
- 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
INFORMATION
オペレーション・フォーチュン(英、米)
10月13日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
https://operation-fortune.jp/