10月20日に6年ぶりの写真集「and more」(講談社)を発売するタレントの磯山さやかさん(39)。
レジェンドグラドルである彼女の代名詞といえるのが“ぽっちゃり体型”だ。体型について悩んだデビュー時、ダイエットした時にファンから言われた「なんで痩せたんだ」、いつも救ってくれる「そのままでいい」との言葉。自身の体型について包み隠さず明かしてくれた。(全3回の1回目/続きを読む)
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グラビアを20年以上やってわかってきたこと
──最新作、拝見しました。30代最後の写真集となりますが、少女感がいまだに残っているのはすごいことです。
磯山 あはは。そうですね、少女感。顔の幼さはあると言われます。
──同時に初期の写真集に比べれば、今の磯山さんはものすごく洗練されています。
磯山 17歳の頃に 「Pre Pri - 17」(プリプリセブンティーン)という写真集を出したんですけれど、高校生ながらのパーンとした感じでしたね。
──あの作品は素材感がすごいですよね。茨城県から“産地直送”みたいな写真集でした。
磯山 そうそう。技術とか何も知らずに、とにかくグラビアをやっていたので。あれはあれで、すごくいい。若さ故の作品で、あの時にしかできないものだと思います。
今回はグラビアを20年以上やっている中で、 こういう風に衣装を着たいとか、こういう風に使ったら綺麗に見えるとか分かってきた上での撮影で、今の磯山さやかだからできる写真集です。
──磯山さんといえば、やはりグラビアでの代名詞は“ぽっちゃり”です。ファンもその体型を望んでいますが、今作では体づくりはどうされたんですか。
磯山 ありのままの私を好きでいてくれるファンの方が多いので、特別努力したりはしていません。太りすぎないようにするくらい。日々の生活の中でも、痩せずに太りすぎないように気をつけています。
それでも年齢を重ねて体つきの変化、シルエットの変化も出てくるんですけれど、その変化もグラビアのいいところ。そこも含めて、今の磯山さやかを出させていただいています。