東京・練馬区にあったとしまえん跡に今年6月に開業した「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。「週刊文春電子版」は11月10日配信の記事で、このハリポタ施設がライバルの「レゴランド」(名古屋市)の施設運営のマニュアルなどの社内資料を丸パクリしていた事実を報じた。

 この件をめぐり、11月15日のハリポタ施設が開催したイベントに登壇した女優・上白石萌歌(23)の所属事務所である東宝芸能が、同施設を運営するワーナーブラザーススタジオジャパンに激怒していたことが「週刊文春」の取材で分かった。

ハリー・ポッター施設の売店 ©共同通信社

多くのマスコミが取材登録をしたが…

 上白石は長澤まさみらを輩出した東宝シンデレラオーディションに姉・萌音(25)と共に応募し、史上最年少の10歳でグランプリに輝いた経歴を持つ。NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」やNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」などの話題作に出演している、勢いのある女優だ。

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 実はハリポタ作品のファンだという上白石がハリポタ施設のクリスマスシーズン到来を祝うライトアップセレモニーに登壇したのは11月15日のこと。

上白石のInstagramより

「“絵になる”売れっ子の登壇とあって、民放テレビやスポーツ紙など、多くのマスコミが事前の取材登録をしました」(ワーナー関係者)

「週刊文春」がハリポタ施設の丸パクリを報じたのは、そんな最中のことだった。

 東宝関係者が言う。