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「脱いで注目を集めるのが一番ダサい」46歳・美しすぎる漫画家が語った「コスプレの美学」【写真あり】

月島圭さんインタビュー #1

2023/11/27

genre : ニュース, 社会

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月島 40代でサバゲーを始めたときに、それまで銃の知識は何もなかったんですけれど、かっこいいなと思って。

「この銃は、ゲームのキャラクターだったら誰が使ってるんだろう」と思って調べて、行きついたのがエイダでした。ホステスをしていた時は髪の毛が長かったんですけど、ちょうどショートにしようかなって思っていたんです。それでエイダを見つけて「これになりたい! かっこいい!」と思って、髪をバッサリ切ったんです。

代表作「バイオハザード」エイダのコスプレ(画像:本人提供)

──なぜそこまでエイダに惹かれたんですか?

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月島 単純に顔がタイプだったのと、強さやクールさに自分にはないかっこよさを感じて。寄せていったら本当に自分もかっこよくなれる気がしたんですね。だから今はいつもエイダのつもりで歩いています(笑)。

──コスプレで快感を得るのはどういう時ですか?

月島 筋トレをして体づくりして「これは加工なしでイケる」っていう写真が撮れたときに、「やり遂げた!」って気持ちになります。あとは、イベントで「本物じゃん!」「いたんだ、エイダ」と言ってもらえたときは、すごくうれしいですね。

「エステでは絶対作れない身体がある」

──筋トレはいつからやっているんですか?

月島 1、2年前からです。44歳の時に長男を出産したんですが、産後13キロぐらい太っちゃったんですよ。お腹とか特にひどくて「お金を使ってでも痩せたい」って思ったんです。でも、私、以前エステで仕事をしていたことがあるんでわかるんですけど、「エステでは絶対作れない身体」っていうのがあるんですよ。

 肌感はなんとかできても、内側からの引き締まりは筋トレでしか縮めることはできないんです。努力は大嫌いなんですけど、しないとダメな努力は最低限しようと思って、パーソナルトレーニングに3カ月みっちり通いました。

引き締まった月島さんの美ボディ(画像:本人提供)

──産後ですよね……? すごい体力です。

月島 子どもを連れて行ってOKなところを探して、連れて行っていましたね。子ども用のスペースに寝かせて、その横でトレーニングしていました。

 トレーナーさんとも気が合って「大会に出ないか」って話になっちゃって「ベストボディジャパン」に出ました(笑)。でもゆっくり痩せないと皮は縮まらないので、大会の時は姿勢でうまいこと見せてました。

──今コスプレでお腹を見せるときはどうしてるんですか?