映画の街・新宿三丁目に新たな劇場が誕生！　来場者ファーストのこだわりがすごい「kino cinéma 新宿」

日本の劇場では数少ない音響システムを採用

　シネコンに比べれば規模は小さいが、 52席のシアター2には、日本の劇場では数少ないフランスメーカーの音響システムを導入。オーディオ専門誌『ステレオサウンド』に高く評価された。新たに設置した身障者用トイレも含めて、来場者ファーストの精神が至るところに感じられる。

　オープンイベントでも、来場者を喜ばせるユニークな企画が行なわれた。映画を鑑賞した来場者に、先着でデジタル証明書付き「オープン記念証明書」をプレゼント。日本の映画館では初の試みとあって、好評を博した。

「かけがえのない“サードプレイス”にしていきたい」

　そして東京区内に初めて劇場を持ったことで、会員アプリkino cinéma membershipはさらに使いやすくなった。

「年会費1,000円で、いつでも1,300円、火・木曜日は1,000円で鑑賞が可能です。加えて鑑賞ポイントで特典が得られます」と佐古支配人。

　映画の街に誕生した新たな劇場。その未来を託された佐古支配人が決意を語る。

「元気がないときに元気が出る、仕事で行きづまったときにインスピレーションが湧く。 みなさんにとって、そんなかけがえのない“サードプレイス”にしていきたいです」 

あなたにはこちらもおすすめ！

〈現地写真多数〉開業からなんと111年…！ 現存する“日本最古級”の映画館“高田世界館”が素敵すぎた