1ページ目から読む
2/4ページ目

 そして卓に目をやると、なんだか可愛すぎる器のコンビ。

 さあさあ荻野屋にて、じゃない方の宴、始まり始まり!

 

 いつもはご飯のオカズだった鶏肉や椎茸と日本酒のペアリング、最高です。

ADVERTISEMENT

 子供の頃から峠の釜めしを食べてきた僕が、まさか釜めしのアタマで、群馬のお酒を呑める日がくるなんて!

 もしタイムマシーンがあったら、子供時代に帰って自分に伝えてやりたいです。

「お前、いつか釜めしのアタマで酒呑める時が来るぞ!」って。

 まあ、そんなことを伝えられても、向こうも「え?」って感じだとは思います。

「せっかくタイムマシーンで未来から来たんなら、もっと大事なこと教えろ!!」

 と、子供の自分に怒られそうです。

オカズ単品シリーズは大人のオシャレなツマミ

 

 さあさあ、更なる峠の釜めしのじゃない方を楽しみましょう。

 続いて、オカズ単品シリーズです。

 うずらの卵にシイタケ、そして定番の杏子はクリームチーズと黒胡椒を和えて、ぐっと酒のアテ感が増してます。

 

 子供の頃、いつも兄と取り合っていた杏子ですが、濃厚クリームチーズが乗って、すっかり大人のオシャレなツマミに生まれ変わってます。

 

杏子好きにはたまらない「荻野屋サワー」

 杏子呑み、最高。

 日本酒もいいけど、これにはなんかもうちょいライトなカクテルとかも合いそう。

 

 そんなお客さんの心の声を、先回りして聞いているのが老舗・荻野屋です。

 こちらが、あの杏子をペーストにして日本酒ソーダと割っている「荻野屋サワー」。

 杏子好きにはたまらない一杯。

 よく混ぜて飲みましょう。

 

 杏子をツマミに、杏子のサワー。

 卓上にどんどん増えていく器がまた可愛い。

 これ、相当楽しいお一人呑み会です。

 そしてここから、すごい“じゃない方”が。