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松山ケンイチが“小雪との北国ライフ”を告白 「妻に偏食を指摘される」「育児では熊出没への危機感が」

松山ケンイチが“小雪との北国ライフ”を告白 「妻に偏食を指摘される」「育児では熊出没への危機感が」

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「妻からすればとてもバランスが悪いらしく」

――小雪さんは幼い頃から食生活にこだわりがあり、過去には松山さんが牛丼などを食べ過ぎて怒られたことがあったとも報じられています。実際のところはどうなのでしょうか? 

「僕は独身生活時から自炊はしていましたが、偏食があり、それは今でも指摘されています。田舎に住んでいる今、僕の仕事の場合(俳優活動)は東京での出稼ぎが主になってきます。僕は仕事に夢中になるとどうしても食事は簡素になってしまいます。仕事に集中している時の僕の食生活は妻からすればとてもバランスが悪いらしく、心配してくれます。出稼ぎ中は、少し痩せてきて、田舎で家族と過ごす時は少し太ります。そのバランスが良いのか悪いのかは分かりません」

自然豊かな生活(松山のインスタより)

――最近は、松山さんも「村」で自ら野菜作りなどに注力していたり、近所の方にトマトジュースなどをおすそ分けしたりしているとも聞いております。野菜作りへのこだわりなどを教えてください。

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「野菜作りは自分に沢山の事を気づかせてくれます。

1、野菜を育てる事は思っているよりも簡単な事。
2、手をかけた分だけしっかり育ってくれる事。
3、本気を出して取り組んでも、天候や気温、その他の条件で出来が変わってしまう事。
4、生き物の生存競争
5、1から育てたモノのありがたみ
6、美味しいと喜んでくれる皆さんの顔を見た時の自分の心の動き
7、土、場所での育ち方の違い。

 これらは、農活動だけではなく、僕の俳優活動にも活かされている学びです。この学びは、沢山の周りの農家さんの手助けがあるからこそ感じることができたモノです。野菜作りのこだわりは、野菜を育てている最中も、収穫も、その作物を頂くときも、誰かと共有する。というのがこだわりです」