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大河『どうする家康』 松本潤が台本を“改悪”していた「あだ名は“セリフ泥棒”」「家康は格好良く、他の役者は目立たぬように…」《証拠写真入手》

大河『どうする家康』 松本潤が台本を“改悪”していた「あだ名は“セリフ泥棒”」「家康は格好良く、他の役者は目立たぬように…」《証拠写真入手》

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 NHK大河ドラマ『どうする家康』で主人公・徳川家康を演じる嵐の松本潤(40)が、プロデューサーに指示するなどして、自身が格好良く映るように台本を書き換えていることが、「週刊文春」の取材でわかった。家康の台詞が書き加えられた台本を入手した。

“殿”と呼ばれる松本(ドラマHPより)

自身が格好良く映るように台詞や演出を変更

『どうする家康』の脚本を手掛けるのは、『相棒』(テレビ朝日系)や『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)などで知られる古沢(こさわ)良太氏。今作で描いたのは、従来の家康像とは打って変わり、“か弱きプリンス”が悩みながら戦国乱世を生き抜く姿だ。ドラマは現在、佳境に突入し、天下分け目の決戦・関ヶ原の戦いが近づいている。

脚本を手掛ける古沢氏 ©文藝春秋

「実は、松本さんはたびたび台本を“改悪”してきました」(大河関係者)

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 その大半が、家康を演じる自身が格好良く映るような台詞を加えたり、逆に他の役者の印象的な見せ場を奪うような変更だったという。

 一例が、第31話「史上最大の決戦」だ。この回から髭を蓄え、貫禄が増した家康は織田信長(岡田准一)亡き後、豊臣秀吉(ムロツヨシ)との全面対決に挑んでいく。問題の場面は、清須城で作戦会議を行うシーン。元々の台本では、家臣の本多正信(松山ケンイチ)と小平太(杉野遥亮)がこんな会話を繰り広げていた。

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