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髙橋ひかる「『朝を彩れるような女性』の理想に近づけた」

髙橋ひかる 撮影 釜谷洋史/文藝春秋

「私はいつもここぞという時は白のお洋服を着るようにしているんです。今回も白一択で、福を呼び込みそうなお着物を選びました。桜や牡丹などの四季折々のお花が華やかに描かれているだけじゃなく、襟にはレースやパールが付いていて、上品さと可愛らしさが同居したデザインだと思います。着ているだけでいい年を迎えられそうじゃないですか。前回の『新春晴れ着撮影会』で、私は『朝を彩れるような女性になれたらいいな』ってお話をしたんですけど、2023年は少しその理想に近づけたのかなって思います。情報バラエティ番組『ポケモンとどこいく⁉』(毎週日曜8時放送)にレギュラー出演しているおかげで、お子さんからの認知度が上がってきたんです。街中で撮影をしている時に、『ポケモンのお姉さんだ』と声をかけてもらえるようになったのがすごく嬉しくて。幅広い年代の方に私を知って頂き、人間として憧れを抱いてもらえるよう、自分を見つめ直していきたいと思います。今はドラマ『リビングの松永さん』(24年1月9日放送開始)の撮影中で、22歳にして高校生を演じています。私はとっても冷え性なんですが、制服のミニスカート姿の時の対策はスパッツを3枚重ねてはいて、カイロも4枚貼ること(笑)。上半身にも鎧のようにカイロを貼って、お仕事に響かないよう、寒さに立ち向かうのがルーティンなんです。撮影現場でいかに自分らしく過ごせるかを重要視しているので、他にもいろいろ持ち込んだりしてますね。役のためにエクステを付けているので、そのエクステをきれいに梳かせる櫛とか、今すごくハマっているおにぎりとか。イクラと焼きハラスのおにぎりが大好きで、それに必ずゆで卵を添えるのがマイルールです」

本田望結「ついに一人暮らしを始めました」

本田望結 撮影 釜谷洋史/文藝春秋

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「『新春晴れ着撮影会』への参加は11回目になりますが、いつも周りのお姉さん方が着用している紺や緑のお着物が素敵だと思っていました。今回、私は紺色の晴れ着なんですけど、ピンクじゃなくて紺を着られるような大人になったんだと実感しています。2023年の春に高校を卒業しまして、ついに一人暮らしを始めました。いつの日か、『節目の年を挙げて下さい』と言われたら、この年を挙げるような気がします。ただ、私は五人兄弟の大家族だったので、一人だとさみしすぎて。いかにさみしくないよう生活するかが課題で、家族とご飯を食べた時の声を録音して、それを流しながら一人でご飯を食べています(笑)。その気持ちが高じて、東京でお仕事が終わった後、終電に乗って京都の実家に帰ったことも。皆もう寝ていたので、寝顔だけ見て、始発で東京に戻ってきました。『ちょっとでいいから会いたい!』と思って、過酷なスケジュールを組んだのが23年の一番の思い出ですね。それから、NHK連続テレビ小説『らんまん』への出演も印象に残っています。主演の神木隆之介さんから直々にオファーして頂いたのが嬉しかったし、お芝居への愛を改めて確認することができました」