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そばはそば粉・小麦粉を吟味し独自の配合で製粉製麺して生そばを提供している。また最近は年に2回、国産そば粉「タチアカネ」を使った新そば祭を開催。国産そば粉の普及にも尽力している。
「しぶそばナイト」スタート
イベント会場に入ると、ウェルカム出汁スープが振る舞われて、各自自由に席に着く。入口には限定グッズの販売コーナーや、長野県青木村の村役場から駆け付けたスタッフが青木村だけで生産されるそば「タチアカネ」を使った年越しそばの販売予約コーナーも設けられていた。
そしていよいよ18時15分に「しぶそばナイト」がスタートした。司会進行の企画開発部・大橋智洋さんが会場を和ませる。さらに青木村役場の宮澤俊博さんが挨拶され、東急グループの礎を築いた五島慶太の生誕の地であることがきっかけで「しぶそば」と縁ができたことなどを説明された。
そして溝の口店店長の伊達翔さんから開会宣言。さっそく一足早い「年越しそば」の実食タイムとなった。参加者が列を作って好きな天ぷらを2~3個のせておいしそうに食べている。
振る舞われたそばはもちろん青木村産の「タチアカネ」を使ったそばである。天ぷらは青木村産の柳松茸というしめじ系のきのこの天ぷら、いか天、明日葉天、エリンギ天、バナナ天、青大根天、かき揚げ天、かぼちゃ天などが並ぶ。スタッフが手際よく揚げている。のるるんかまぼこも人気だ。そばつゆは出汁が利いてよい具合である。温かいそばはコシもあってしっかりした麺である。イベントでもお店で食べるくらい十分にうまい。