世界を見ればそば粉を使った食べ物はいろいろある。クレープ状の薄い生地にして焼いた「ガレット」、そばの実をやわらかく炊いたお粥「カーシャ」、そば粉を使ったパスタ「ピッツォッケリ」など。
日本では「そば切り」が普及する前は「そばがき」や「そばだんご」などを食べていたそうだが、近年は圧倒的に「そば切り」のメニューが大人気である。とにかく日本人は麺にして食べるのが大好きな民なのである。
そばスイーツを提供する実験工房へ
ところが、知り合いのトイデザイナーから素敵な情報が入ってきた。「川崎にそば以外にそば粉やそば茶を使ったスイーツを提供する実験工房みたいな店がある」というのだ。さっそく訪問してみることにした。
京急川崎駅で下車して京急大師線に乗り換え、終点の小島新田駅まで揺られていく。川崎大師に行く時以外なかなか乗らない支線である。小島新田駅を降りて多摩川方向に歩いて行く。この付近は科学技術の拠点となるエリア「キングスカイフロント」が再開発されたり、多摩川スカイブリッジが開通したりと今話題のエリアである。
小島新田駅から歩いて到着
歩くこと5~6分で首都高速が通る大きな道に出る。そこを横断してすぐにその店はあった。「粋に味わう MISOCAのとき」というオシャレな店名である。創業は2021年11月とか。