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思いの外選ぶべきことが多く、度重なる打ち合わせに疲れて「もう何が正しいかわからない……」と、「選択疲れ」を起こす人も少なくありません。
そんな大変さを軽減するには、あらかじめ自分なりの判断基準を持っておくことが大切です。判断基準があれば、それに基づいて迷わず判断できる項目が増え、自信を持って前に進んでいけます。
自分なりの判断基準の土台となるのは、「どんな暮らしがほしいのか」。そこがすべての始まりです。
ほしい暮らしを掘り下げると、自らの原体験に行きつくかもしれません。小さな頃、自然豊かな場所で育ったから、広い庭があるといい。実家が古く、冬はいつも寒かったので、あたたかな家で生活したい。
そうして自らの過去に寄り添い、心の底に眠る思いを解消してくれる家ができれば、必ず幸せに暮らせます。
よそと比較するより、自分と向き合ってほしい暮らしを導くことで、自らが大切にすべき家づくりの軸が見えてくるでしょう。
げげ(⾦⾕ 尚⼤)(かなたに・なおひろ)
一級建築士YouTuber
⼀級建築⼠事務所げげ代表。1990年⽣まれ。兵庫県出⾝。大学卒業後、新卒で積水ハウスに⼊社。6年で100棟以上の住宅・店舗設計を経験後、独⽴。「住まいの満⾜度を上げ、豊かな⼈⽣を送る⼈を増やす」をミッションに、新しい時代の常識にとらわれない家づくりを提案している。「後悔しない家づくり」の仕組みを、誰にでもわかるようにルール化したYouTubeが話題。
一級建築士YouTuber
⼀級建築⼠事務所げげ代表。1990年⽣まれ。兵庫県出⾝。大学卒業後、新卒で積水ハウスに⼊社。6年で100棟以上の住宅・店舗設計を経験後、独⽴。「住まいの満⾜度を上げ、豊かな⼈⽣を送る⼈を増やす」をミッションに、新しい時代の常識にとらわれない家づくりを提案している。「後悔しない家づくり」の仕組みを、誰にでもわかるようにルール化したYouTubeが話題。