もちろん多少の睡眠改善効果がないとは言いませんが、スマホが睡眠に良くない理由は、ブルーライトよりも、SNSやニュース、ゲームなど、コンテンツからの脳への刺激の影響です。
当たり前ですがコンテンツ制作側は「もっと観てもらおう」と思って制作しているわけですから、本来寝るべき時間に寝られなくなるということが、スマホを夜にいじってしまう最大のデメリットになるわけなのです。
スマホの目覚ましは枕元から50センチ以上離す
まずお手軽に始める方法として、スマホは目覚ましとして使うけど、枕元での充電は行わない、または充電しても枕元から50センチ以上離してみることをおすすめします。
スマホを寝る前まで使ってしまうことの抑制効果はほとんどありませんが、電磁波の影響を下げることができます。
スマホの電磁波については、基本的に人体への影響はないと定義されていますが、WHOの下部組織であるIARC(国際がん研究機関)の発がん性評価では、上から3番目のグループ2B「発がん性があるかもしれない」(車の排気ガスと同じカテゴリー)に分類されています。
少しお金はかかりますが、1000円程度の秒針の音が小さい目覚まし時計もおすすめです。
ここでポイントとなるのが秒針の音です。
若いうちは目覚まし時計の秒針の音なんて、睡眠にはほとんど影響しないのですが、50代になるとかなり気にされる人が増えますし、実際に入眠時間が長くなったりするケースもあります。
朝日とともに目覚める人間に最適な「光目覚まし時計」
本気コースでまずおすすめしたいのが「光目覚まし時計」です。
睡眠の質が上がるというよりは、目覚めが劇的に変わります。人はもともと朝日とともに目覚めるようにできています。
光がだんだん強くなりながら、自然に目覚めていくのが理想の目覚めなのですが、光目覚まし時計はそれを1年中同じ時間で、どんな天候でも再現してくれるというまさに神アイテムです。
次は少しお値段が上がりますが「カーテン自動開閉機」もおすすめです。