ジョンフンは集団性的暴行などの疑惑で懲役2年6ヶ月の実刑判決を受け、2021年11月に満期出所した。そんな彼が今年1月、日本で有料ファンサイトを開設し、活動再開を試みるというニュースは、やはり激しい非難を浴びている。
度重なる不祥事でも…「ぼくを信じてほしい」と訴えた
さらに、男性デュオの「UN」のメンバーで、ドラマ『宮 -Love in Palace-』を通じて日本でも大きな人気を集めたキム・ジョンフンも、2011年に飲酒運転で摘発、元交際相手から「妊娠中絶を強要された」と訴えられるスキャンダルによって韓国での活動を中止したが、2021年から日本で活動を続けている。
その上彼は昨年末には接触事故を起こし、現場で飲酒測定を拒否して再び検察に送致された。しかし、今年1月に大阪で開かれたファンミーティングで日本のファンに向かって「ぼくを信じてほしい」と訴えていたという。
情報が日本にきちんと伝わっていない
不祥事を起こした韓流スターたちが日本を活動復帰の場に選ぶ理由について、韓国の芸能記者は匿名を条件に次のように説明した。
「韓国の大衆は芸能人に対して非常に厳しい基準を持っている。道徳的な部分に対しても、むしろ政治家よりも芸能人を厳しく非難する。一方で、日本のファンは芸能人の道徳的な部分には多少目をつぶる傾向があるのではないか。
言語の壁もあり、韓国で起きた不祥事に関する情報がきちんと日本に伝わらないことにも原因があるだろう。自分の好きなスターが目の前で、『ぼくは悔しい、ぼくを信じて!』と言うと、真相をよく知らない日本のファンが信じないわけにはいかないだろう」
韓国では、犯罪まみれの不祥事で引退を宣言した元韓流スターたちが、引退を覆して海外で復帰するという行為が、海外での韓流ブームにも水を差しているという批判が出ている。純真な海外ファンを金儲けに利用する彼らの行動は、批判に値する不分別なものだろう。