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「ひろゆきの彼女」だから使えると思っただけ…取引先から暴言を浴びた妻・西村ゆかに、ひろゆきが放った冷徹な一言

source : 提携メディア

genre : ライフ, 働き方, ライフスタイル

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だって、想像してみてほしい。たとえば解説系のYouTuberは、みんな「この僕/私が教えてあげますよ」って目線で家族に接しているのだろうか?

ほかにも、たとえば子育て支援施策が全国的に話題となった兵庫県明石市の前市長である泉房穂氏や、「行列のできる法律相談所」をはじめとする数々のメディアに出演し、大阪府知事を務めた橋下徹氏、メディアでは堂々とした、時には強気と受け取られるような発言をする人たちは、家庭内でも同じような姿勢を維持しているのだろうか?

そんなことしてたら結婚生活維持できなくない? 知らんけど。

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話をひろゆき君に戻すと、たしかにヒートアップすると饒舌(じょうぜつ)になる部分はあるし、気になる仮説を見つけると、たとえ私がそれに興味がなくても、ずっとひとりで勝手に推論を話し続けているときもある。

でも、プライベートでの彼は基本は物静かだし、たとえ議論となりその場では意見が合わなかったとしても、紙1枚分でも良い方向に進むための努力をしようとする人だ。

誰かとともに暮らすって、軌道修正と改善の繰り返しだ。それができる人だから一緒にいるのだ。それに、私を論破しようとするのなら、撮れ高もないのにめちゃめちゃ面倒なことになること必至なのは、彼自身がいちばんよくわかっているだろう。

「家庭内での論破は、百害あって一利なし」なのである。

「ひろゆきから生活費もらってないの?」

フリーランスのウェブデザイナーになったばかりのころ、ひろゆき君が役員を務めていた会社の仕事を手伝ったことがあった。

「仕事を頼みたい」と声をかけてくれたのは、ひろゆき君に出会う前から知っていた人だった。その人がひろゆき君と同じ会社で働いているということを知ったとき、偶然に驚いたものだ。

でも、昔から知っている人だったからこそ、私も少し油断したのかもしれない。

その人に依頼された仕事をはじめてしばらくすると、事務所に呼び出された。

会社の資金繰りがうまくいっていないので、私に支払うギャランティーを少し減額したいという話だった。

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