3月27日、Appleから新しいiPadが発表されました。3万7800円からと低価格であるにもかかわらず、これまで上位モデルであるiPad Proしか対応していなかった入力ペン「Apple Pencil」が使えることが特徴です。
Apple Pencilによって最強の手書きツールへと変貌を遂げた新iPadは、ビジネスにおけるテキスト入力用のツールとしては格好の存在です。どのような使い方ができるかをまとめてみました。
用途に合わせたテキスト入力方法が選べる
ビジネスにおけるiPadの用途としては、社内基幹システムへのアクセスや会議資料の参照、プレゼンテーションなどさまざまですが、個人がビジネス用ツールとして導入するのであれば、会議や打ち合わせなどにおけるテキスト入力が、用途の中で大きな割合を占めるはずです。
今回のiPadは、Apple Pencilに対応したことで、複数のテキスト入力方法を、目的によって切り替えられるようになりました。
ひとつはこれまでと同様、ソフトキーボードを使っての文字入力です。物理キーボードと違ってキーの打鍵感がありませんので若干の慣れが必要になりますが、iPad本体以外に追加費用はかからないほか、持ち歩く荷物も最小限で済むのが利点です。
Bluetooth対応の外付けキーボードを組み合わせる方法もあります。持ち歩くのがややわずらわしいのと、接続にあたってペアリングなどの設定がやや手間ですが、ノートPC顔負けのキータッチで効率的なテキスト入力が可能です。コスト的にも、数千円あれば十分な使い心地のモデルが入手できます。