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木村による情報解禁から一足遅れた3月7日に、テレビ朝日の公式ホームページで公開された情報は、木村が演じるのは大手ゼネコンに所属する設計者・狩山陸で、橋づくりに情熱を燃やす男が思わぬ困難に見舞われる物語という2点のみ。公開されたティザー映像でも、木村が刑務所や拘置所の面会室を思わせる部屋に座り、真剣な表情で「久しぶり」と呟く姿が映し出されているが、 “脱獄”という物語の重要な点についてはノータッチだ。
「木村さんからの要望が強く反映され…」
放送までストーリーや出演者の情報をひた隠しにして成功を収めた日曜劇場『VIVANT』(TBS)を思わせる広告戦略だが……。
「実は、主演の木村さんからの要望が強く反映されているのです」(ドラマ関係者)という。
「木村さんは今回のドラマに並々ならぬ情熱を注いでいて、ドラマを盛り上げるための宣伝プランを考えては、連日プロデューサーに直接電話して伝えています。通常はテレビ局の公式ホームページやYouTubeチャンネルで行われる情報解禁ですが、今回は木村さんのSNSで発信されたのも、本人の強い要望があったから。共演者や物語について放送直前まで隠すというのも、木村さんによるプラン。その意向に沿うため、スタッフは情報が外に漏れぬよう、厳戒態勢の中で制作を進めています」(同前)