“オシリーナ”の愛称で人気グラビアアイドルとして活躍した秋山莉奈さん(38)。2015年にボートレーサーの後藤翔之選手と結婚し、現在は3児の母でもある。人間不信に陥ったという週刊誌の“捏造”、初めて明かすという結婚のエピソード、そして子供のエピソードまで明かしてくれた。(全3回の3回目/最初から読む

秋山莉奈さん ©釜谷洋史/文藝春秋

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突然のスキャンダルと捏造記事

ーーグラビアで活躍される中、2007年には2度目の仮面ライダーとなる「仮面ライダー電王」に出演されます。出演はどういうきっかけだったのでしょう。

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秋山 「轟轟戦隊ボウケンジャー」にゲスト出演した際に、楽屋に電王のプロデューサーの武部直美さんが来てくださって「来年の仮面ライダーに出る?」と聞かれて「出ます!」って。事前に事務所と話はまとまっていたんですけど。

ーー仮面ライダーに違う役で2回出演されたわけですが「仮面ライダーアギト」の時とは感じは違いましたか。

秋山 違いましたね。スタッフの皆さんが温かく迎えてくれて。知っている方ばかりで、親戚のおじちゃんみたいな感じでした。アギトの時には一番下の助監督をしていた方が電王では監督になっていたりしました。

ーー電王は平成仮面ライダーの中でも非常に人気の高い作品です。反響はいかがでしたか。

秋山 ブログはやっていたんですが、コメント欄はつけてなかったので直接の反響はわからないんです。でも街で声をかけてもらうことが増えたので、外ではちゃんとメイクをしたり秋山莉奈でいようって思いました。事務所には清楚な格好を求められたり、ちゃんとしてねって厳しく言われてましたね。

ーーでもちゃんとしてねって言われている中、スキャンダルがあります。

秋山 そうなんですよね。