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「いつか20000人の前で…」「ステージに立つのがめちゃめちゃ怖かった」結成10周年を迎えた石田組と30歳目前の鈴木愛理が明かした“孤独と野望”

「いつか20000人の前で…」「ステージに立つのがめちゃめちゃ怖かった」結成10周年を迎えた石田組と30歳目前の鈴木愛理が明かした“孤独と野望”

石田泰尚×鈴木愛理インタビュー #2

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「私からアイドル性がなくなったら…」

——友人が鈴木さんの大ファンで「愛理は輝ける星なんだよ。ハロプロ卒業後も歌い続けてくれて、歌、ビジュアル、ダンス、性格や愛嬌といった、沢山の要素が詰まった”アイドルらしさ”をずっと磨いて放ち続けてくれる。並大抵の資質や努力じゃない」と熱弁していました。

鈴木 うわーっ、嬉しい!たぶん私、生まれながらにアイドルに向いているんですよね。性格的に、なんにも無理がなくて。今はソロの歌手としてステージに立っていますけど、その姿を見て私のことを「アイドル」って呼ぶ人がいても嫌だなと全然思わないです。私からアイドル性がなくなったら、本当に闇キャラになる(笑)。

撮影=杉山拓也/文藝春秋

 20代はそれこそアイドルとしても歌手としてもずっとチャレンジし続けて、新しい出会いがその時々でありました。「こんなことあるのか!」っていう驚きの連続で、ずっと山を登っている感じ。でもその山がまだまだ続いてほしいので、チャレンジはやめずに、好奇心旺盛な性格そのままに(笑)、童心を忘れないで大人になれたらなって思っています。

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——今回のコラボで初披露される『おとなの掟』は、30歳という”大人の0歳”から始まる、次の10年のスタートを象徴する曲にも感じられます。

鈴木 ソロになったばかりの頃、ステージに立つのがめちゃくちゃ怖い時期もあったんです。グループでのパフォーマンスに慣れていたので、1人で歌うのは嫌だなってすごく怯えて。でもボーカルとしてはたったひとつの声なので、この石田組さんとのチャレンジ尽くしのコンサートを乗り越えられたら、少しだけ胸を張れる自分になれるかもしれない。その想いで挑戦させてもらえたらと思っています。

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「週刊文春電子版」には誌面未掲載の公演カットも多数 撮影=杉山拓也/文藝春秋

 常に新たなステージを見据え、挑み、前進し続ける石田組と鈴木愛理。二つの才がめぐり逢い、結び合って描き出した鮮やかな景色は、雑誌「週刊文春 3月28日号」でも見ることができる。「週刊文春電子版」には誌面未掲載の公演カットも多数掲載。わずか一日限り、異色にして奇跡の共演をぜひその目で確かめてほしい。

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