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「エンゼルス時代の年収は約8万5000ドルで、2022年末までには100万ドル(約1億5000万円)以上の借金を抱え、友人や家族からお金を借りていた。翔平にはこのことは言えなかった。家計をやりくりするのは大変だった。入ったお金はすぐに出ていった。彼のライフスタイルについていかねばならないところがあったからだ。でも同時に、彼にはこのことを話したくなかった」
大谷選手のことを兄弟と言い、妻よりも大谷選手と一緒に過ごす時間の方が長いとも述べた水原氏は、2023年初めまでに借金が400万ドル(約6億円)に膨らんだことから、大谷選手に助けを求めたという。
「状況を説明した。明らかに、彼は不満な様子だったが、助けると言ってくれた」
大谷選手は水原氏がお金を借りている相手が賭博の胴元であるとは知らず、また、違法なことなのかについても尋ねなかったという。
水原氏が語った自身の巨額借金
大谷選手が借金を支払うことに同意した後、2人は大谷選手のコンピュータで大谷選手の銀行口座にログイン、取引の説明には「ローン」と入れ、数カ月にわたって、8、9回、50万ドル(約7500万円)ずつ送金したという。 最後の支払いは昨年10月に行われたようだ。
水原氏は大谷選手に借金の支払いを求めることにより、自身や大谷選手が危険にさらされることになるとは思っていなかったとも話している。
また、450万ドルという借金について「恥ずかしい」、「妻は今に至るまで、このことについて何も知らなかった」とも述べている。