東京都知事選(7月7日投開票)に無所属での出馬を表明した立憲民主党の蓮舫参院議員(56)。以前、芸能活動もしていた蓮舫氏の長男Aさん(27)を巡り、元自民党衆院議員・糸山英太郎氏(82)の秘書が「週刊文春」の取材に応じ、Aさんが糸山氏と養子縁組していた事実などを初めて認めた。

“この流れなら小池氏と勝負できる”

都知事選への出馬を表明 ©時事通信社

 蓮舫氏は5月27日午後、立憲民主党本部で記者会見を開き、都知事選への出馬を表明した。

「小池百合子都知事(71)の3選が濃厚と目されていましたが、知名度の高い蓮舫氏の出馬で情勢は分からなくなりました。4月の衆院3補選で立憲の公認候補が全勝し、5月26日の静岡県知事選でも立憲の推薦候補が勝利。蓮舫氏としては、“この流れなら小池氏と勝負できる”と踏んだのです」(立憲関係者)

ADVERTISEMENT

総資産4000億円とも報じられた政界のフィクサー

 私生活では、夫だった村田信之氏(58=現釜石市議)と2020年8月に離婚。そして2022年3月には、「女性セブン」が、長男のAさんが糸山氏と養子縁組した旨を報じている。糸山氏と言えば、自民党の元衆院議員。米フォーブス誌には総資産4000億円とも報じられた実業家だ。政界のフィクサーとしても知られている。

「女性セブン」によれば、Aさんはコロナ禍で政治に目覚め、かたや糸山氏も有望な若者の一人として彼に期待をかけ、養子縁組に至ったという。ただ、同誌の取材に対し、蓮舫氏も糸山氏も養子縁組について回答することはなかった。