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長男の妊娠とは違う感覚が…

――お互いのご両親に報告した時の反応はいかがでしたか。

ゆうきパパ びっくりしていましたが、みんな実感がないというか。僕たちが一番実感がなかったので、両親も「すごい。おめでとう」と言ってくれましたが、本当に生まれてきてくれるんだろうかと思っていたと思います。

もえかママ 一回では理解していなかったですね。「え? どういうこと?」って。

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――ご長男の時と比べて妊娠中に違いを感じるところはありましたか?

もえかママ 長男の時はつわりがひどかったんですけど、三つ子の時はそこまでつわりがなくて。

 でも栄養がお腹に集まっている感覚がありました。今お腹に「きゅ~」って血液や栄養が集まっているなって。フラッと貧血のようになることもあったので、それが辛かったです。

 

――お腹の出かたはどうでしたか?

もえかママ お腹が大きくなるスピードは早かったです。早い段階で臨月の大きさになっていました。

 三つ子だと体重も結構増えるのかなと思っていたんですけど、3人に栄養が回るからなのか、そこまで大きく増えることはなくて。妊娠後期は早い段階で入院して、ちゃんと病院に管理してもらっていたので、11kgくらいしか増えなかったです。

――多胎児妊娠だと病院は専門のところに通ったのでしょうか。

もえかママ そうですね。最初に通っていた家の近くの産婦人科では対応できないということで、紹介してもらって。NICUなどが併設されている大きな病院に転院しました。

全員女の子には驚きました

――性別はどの時点でわかっていたのでしょうか。

ゆうきパパ 22週を超えたくらいで、予測の性別を教えていただきました。でもはっきりはわからなかったみたいで。「おそらくみんな女の子かな~」という感じでした。

もえかママ うちの家族も夫の家族も男の子が多かったので、結構びっくりしました。女の子もいつか欲しいなと思っていたので嬉しかったですが、全員女の子には驚きましたね。

お昼寝する三つ子たち

――妊娠中に大変だったのはどんなことでしょうか。

もえかママ お腹が大きく、いつ入院してもおかしくないと言われていたので、安静にしているのが大変でした。なるべく大きな動きはしないようにしたり、家事も夫にやってもらったりしていましたね。13週目に早産予防のためにシロッカー手術を受けました。

ゆうきパパ もともと32週を目標に出産を計画していたので、絶対安静の期間が長かったですね。もともと妻は小柄な方なので、体力も持たないかもしれないということで、早めの入院と出産が予定されていました。

――胎動は感じましたか。

もえかママ 感じましたね。1人ずつ動くことがあって、本当に3人いるんだと実感しました。