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〈マラウイから移住して1年〉アフリカ最貧国で国際結婚した元警察官(39)が明かす、日本での生活のリアル「妻が“あれはすごい”と驚いて…」

〈マラウイから移住して1年〉アフリカ最貧国で国際結婚した元警察官(39)が明かす、日本での生活のリアル「妻が“あれはすごい”と驚いて…」

マラウイ国際結婚・コガさんインタビュー#1

5時間前
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正直、日本での生活に余裕はない

――今、日本は物価高で生活も大変ですが、金銭面で感じていることは?

コガ キッチンカーやYouTubeからの収益、それにマラウイの雑貨の輸入販売もしていたんですけど、それだと毎月の収入が安定しないので、実は先月からフルタイムで働きに出ています。

 私に限らずだと思いますが、日本は、私が社会人になってから給料や時給がほとんど上がっていないのに、日用品や食料品が高騰していますよね。正直、生活に余裕はないです。

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 ただ、ジェニーは自分の生まれ故郷に病院を作りたいという夢があるので、そのゴールを達成するためにも、今は日本で頑張ろうと言っています。

空港でのプロポーズ2021年12月

――マラウイに帰りたいと感じることはありますか。

コガ 私は家族を支えるために息つく暇もないというか、ずっと試行錯誤している状況だったのであれですが、ジェニーとリオンには、年に一度はマラウイに帰してあげたいなとは思います。

――ジェニーさんやリオンくんが「マラウイに帰りたい」と話されることも?

コガ 私が聞いたらもちろん「帰る」と言いますけど、私に気を遣って自分からは言わないです。

 今は円安の影響もあって、飛行機代だけで1人往復25万くらいかかると思うので、家族で帰省しようとすると、100万円近くかかると思います。そういう意味でも、私が安定した仕事を続けながら、キッチンカーも並行して頑張っていきたいなと思っています。

 
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