「ドトール創業者の鳥羽博道氏(86)です。安倍氏とはゴルフ仲間で、ハワイに作った大きなコーヒー農園には昭恵夫人も招待していました」(政治部記者)
鳥羽氏はこう語る。
「石丸さんは馴れ合いも妥協もない。談合や金で歪められた政界で、清廉な川を泳ぐ鮎のような青年だと思った。彼が勝てば政治が変わる。振り返ると、安倍さんも公私混同しすぎたしね」
電話取材に応じた石丸氏が語ったことは…
果たして、当の石丸氏はどう答えるのか。6月17日夜、街頭演説後に電話で約40分間、取材に応じた。
「若干喋り疲れてますけど、大丈夫です(笑)」
――市政には賛否両論ある。
「政策が進まなかったとか、サービスが増えなかったっていう人がいたけど、一方で、増えたって言ってる人がいた時点で前者の意見は全否定される。だから、サービスが増えたっていうのがファイナルアンサーで」
――給食費の無償化など。
「やりました。もっと自慢した方がいいのかな。例えば、明石の泉(房穂)さんとか凄く自慢するじゃないですか。あの感覚凄いなと思うんですよ。盛りすぎでしょみたいな。重視しているのは、未来への投資。そこに予算を向ける。未来に責任を持たないといけないじゃないですか、僕たち」
ドトール創業者・鳥羽氏からは“手紙”が届いた
“元アベ友”の鳥羽氏との関係について尋ねると、
「凄い方です。これ、釣ったんじゃないんですよ。釣られたというか。5月下旬に市役所に手紙が届いたんですよ。ドトールから。開けてみたら『応援してるから頑張れ』って。で、会いに行ったっていう」
――金銭的な支援は?
「個人から出せる範囲で出して頂くというのはありますけど、年150万円までなので。その範囲ならいいですけど、何よりも借りてるのは名前ですね。ドトールを知らない人って、いないですよね。しかも創業者です。あ! 実は手紙に書いてありました。『応援するけど、一切見返りを求めるものではない』って」
では、裁判での“連続敗訴”についてはどうか。