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「都内でも最強クラスのコシでは?」360杯のうどんを食べ歩いてわかった“東京のうどん店ベスト5”

「都内でも最強クラスのコシでは?」360杯のうどんを食べ歩いてわかった“東京のうどん店ベスト5”

9時間前
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 冷凍うどんで有名なテーブルマークのホームページに「東京うどん日和」という企画があります。冷凍うどんにとことんこだわるテーブルマークが、東京のうどん文化そのものを盛り上げようと、都内の美味しいお店を紹介するページで、2011年に始まって以来13年、90店舗360種類ものうどんを食べ歩いて紹介している、もはや東京のうどんデータベースと言えるほどの情報量をもつページです。

 ここで初めて公表するのですが、実はこの記事、すべて僕小宮山雄飛が(覆面で)食べ歩いて書いたものなんです!

 そんな僕が、90店舗訪れた中でも、今おすすめするお店をご紹介します。(※各店のメニューや価格などは取材時/更新時のもので、現在とは異なる場合があります)

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小宮山雄飛さん

◆ ◆ ◆

都内90店舗を食べ歩いて選んだ、東京のうどん店5選

(1)「慎」 かしわ天ざるうどん

 

 くるりときれいに巻かれたざるうどんが特徴。

 麺の周りがつやつやに輝いてますが、見た目通りのつるっとした食感で、するすると入るんだけど、噛めばしっかりとあるコシ。

 正統派の美味しさというか、一つ一つの工程をしっかりと行なっているであろう、ベーシックな讃岐うどんの魅力がつまった一杯です。

(2)「切麦や甚六」 釜揚げ・釜たまコンビ 明太子トッピング

 

 間接照明のオシャレな店内、器や盛り付け方にもセンスの良さが窺われて、食べる前から「ここは絶対美味しいはず!」と期待してしまう。

 ありそうでなかった、釜揚げと釜たまを両方味わえるコンビメニューは、お盆の上に定食のようにきれいに配置されて出てくるのも嬉しい。

 冷水で締めないので、やさしい口当たりのうどんを汁につけて一口。

 さらに玉子に絡めて、明太子を混ぜて、釜たま状態で一口。

 どちらも小麦粉の優しい味わいが口いっぱいに広がって、あっという間に食べきってしまう美味しさです。