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 “花田家側から引退を迫ったのは事実か”という質問には直接答えず、「仕事を辞めて頂いて、2人でいちからやりたいと思っていたんですが……」と唇を舐める。「ですから、そのように言ったんです」と唇がまたパッと音を立てる。

 結婚の条件については「仕事をやめてですね、2人で頑張っていこうと思ったんですが、僕はそれを伝えたんですが」と下唇を噛んだ。

 さらに“家同士の確執があったのか”と聞かれると、下唇がどんどん巻き込まれ、薄くなった唇を舐める。家同士の話に言及することに対して、強いストレスを感じていることがわかる。

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「それは」と身体を起こして大きく目を見開き、「報道されているんですけれど、最終的には2人の気持ちで決めたことだと、私はそう思っていますけど」と発言。「私はそう思っていますけど」という発言はつまり、実際はそうではなかった、ということではないだろうか。

©︎時事通信社

 りえさん本人が「仕事をやめる意志があった」と発言したことについて聞かれると、「それは」と上唇を噛み、「言葉で伝えて頂いたが、形としてわからなかった」と上を向いて頷く。

 その仕草から、彼の内側にりえさんに言えないことがあったと推測される。“守ってあげられなかったのか”と言われ、「そうですね」と大きく息を吐いてうなだれ、「自分の力のなさですか」と頷いて唇を舐めた。