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“エアコンはつけたまま寝るべき”は本当? 猛暑でも快適に眠りたい時に「やってはいけない」7つのこと

13時間前
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ダメなことその5: 冷却ジェル枕をそのまま使う

 発熱時などに活躍する冷却ジェル枕。これを暑い夜の就寝時に愛用している人もいるでしょう。一方で、日常的に使用するような場合にはいくつか注意点があります。

 まず、必ず結露するので、その水分を布団に染み込ませないよう厚めにバスタオルなどを枕下に敷き込んでおきましょう。水分を継続的に布団に染み込ませ続けると、布団にカビ(黒いテンテン汚れに見える)が生えたり、ダニを多量に発生させる原因になります。結露で湿ったバスタオルは毎日交換しましょう。

 またあまりにも冷たい状態で使用すると頭部の血行が悪くなったり凍傷になる可能性があります。冷却ジェル枕は直に使わず、専用カバーやタオルやバスタオルで覆って使用するようにしましょう。

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冷却ジェル枕をそのまま使ってしまうとカビやダニの原因になるため、タオルや専用カバーをつけて使用を ©AFLO

ダメなことその6:ジェルマットを常用する

 凍らせたりしなくても冷感を得ることのできるジェルマット(マットレス)も多く市販されています。ひんやり寝られて便利な反面、使用する際には体温を奪われ過ぎないような注意が必要です。

 特に暑くて寝にくい時には足元も冷たくしたいと思われがちですが、足先が冷えるとかえって寝苦しく不快になりますし、腹部が冷えれば体調不良の元にもなります。

ジェルマットは体温を奪われすぎないように注意して使う ©mapoイメージマート

 ジェルマットは特に気温の変動の激しい時期、朝方などは冷えすぎてしまう可能性もあります。実際の気温や体感温度、体調を見ながら取り入れ、毎日漫然と使ってしまうことは避けましょう。