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「そんなプライドいらなかったじゃん」結成12年目のシューマッハが米国で大ウケ…小島よしお、ダンディ坂野ら“一発屋芸人”からの“ワイルドすぎる教え”〈『ゴット・タレント』でゴールデンブザー獲得〉

シューマッハインタビュー #3

8時間前
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今のテレビのビジネスモデルでブレイクしたい

五味 テレビ番組には必ず女性アナウンサーがいるじゃないですか。

中村 そうとは限らないけどね(笑) 。

五味 女性アナウンサーがいらっしゃるので、そこは説明不要かなって思います(笑) 

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——そこもブレないですね。

五味 フジテレビクラブに入ってたくらいのテレビっ子なので、「テレビに出たい」というよりは「出ておきたい」という感じ。人生において。

中村 そうだね。で、ブレイクはしたい。今のテレビのビジネスモデルでブレイクしたいです。M-1やR-1、キングオブコントで優勝したら、(テレビ番組を)一周するみたいな言い方あるじゃないですか。僕らは『アメリカズ・ゴット・タレント』でゴールデンブザーを取ったという肩書で、一周させてほしいんですよ。こういう新しいブレイクのモデルを作りたい。

五味 大口叩いてるな(笑)。

2人のパフォーマンスは審査員、観客から拍手喝采を浴びた(『アメリカズ・ゴット・タレント』の公式YouTubeより)
『アメリカズ・ゴット・タレント』の公式YouTubeより

——でも、やっぱり誰かが道を開かないと。お二人によって「こういうブレイクの仕方があるんだ」って示せたら最高ですよね。

五味 本当にそれは願いたいです。やっぱりテレビの影響力はすごい。どうしてもYouTubeだとピンポイントになっちゃいますけど、テレビはみんなが見てますよ。特に大きい番組なんかなおさらで。そういうところで僕たちも出て、皆さんに名前を知ってもらって、もっと仕事の幅を広げたい。そういう意味では、テレビという存在は偉大だなと今でも感じます。

中村 EXITとかさらば青春の光さんみたいに全部の媒体に出たいですよね。テレビ、ラジオ、YouTube、ABEMA、全部まんべんなく出てるじゃないですか。理想的。

五味 ラジオは本当にやりたいです。

ケンカしながら一緒に帰る仲

——ラジオすごくよさそうです。お互い名字に君付けをして話すお二人の関係性に合ってる。

中村 ああ、そうなんだ。そういうのいいんだ(笑)。

——昔だとコンビは仲悪いほうが売れるって都市伝説みたいに言われていたじゃないですか。お二人は話していてもナチュラルで現代的だなと。

お互いを「五味君」「中村君」と呼び合う ©山本茂樹/文藝春秋

五味 僕らは仲いい状態でコンビが始まってるので、今思い返すと、仲悪いタイミングがないよね。

中村 以前俺らが楽屋でケンカしてたんですよ、ネタのことで。で、「もういいや。行こうぜ」って、そのまま2人で駅に向かって歩き出した。それを見た後輩に「マジでシューマッハさん意味分かんないです」って。

五味 ケンカしながら一緒に帰った(笑)。

中村 俺らからしたら普通のことだったんですけど。

五味 仲悪い芸人が流行ってる時期に、意識的に仲悪くしようみたいなのもあったんですけど、無理でしたね。

——意識的に(笑)。

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