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ーー娘さんが発達障害ではないかとはいつ思いましたか。

小島 もともと歩くのが遅かったんですよ。あと生後半年の追視検査で動くものを目で追わなかったんです。それで先生から「ちょっと遅いかも」とは言われていました。ただ私は娘については全然気にしてないんですよ。語弊があるかもしれないけれど芸能界って変わった人、人とは違う人の集まりでそれが面白かった。だから人と違うことは何も気にしないんですよ。むしろ、私はそこを魅力に思っちゃうので。

 ただ一つ気にしているのは、私は気にしないけれど、成長した娘本人が気にしないかということだけ。今のところ、周りの皆様がサポートしてくださるのもあってうちの娘は堂々とやんちゃしています。

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筆者撮影

ーーブログでも娘さんとの日々をつづっていらっしゃいますね。

小島 娘は私から見ても面白い子だなと思います。娘は鈴木亮平さんが好きなんですけど、この間2人で写真を取ろうとしたら「ママ、ちょっと待って。鈴木亮平と一緒に写る」と鈴木亮平さんの写真が映ったスマホを出してきて、一緒に撮りました(笑)。この子はどんな世界を見ているのかな、面白いなっていつも思います。羨ましくもあるんです。娘は私のなりたい、ありのままの姿で生きているので。

 私はみなさん一人ひとりが個性を持って、役割を持って生きている。必要とされているから生きていると考えているんです。そうなると娘も必要だから生まれてきている。だから、どんな風に生まれたとしてもなんとかなるようにできていると思うんです。実際、大概のことはなんとかなります。私も東京に出て、事務所がなくなってもなんとかなったんで(笑)。基本、人生ってそんなもんじゃないかな。

パワフルにセクシーで可愛く(笑) 、もっと楽しく自由に

ーー小島さんの明るい笑顔を見ていると、すごく説得力があります。

小島 20代はネガティブマインドが強くて悪い方にばかり考えていたんですけど、ある時「もう苦しむのに飽きたな」と思ったんです。今だって大変なことはあるんですけど、そこにはまってネガティブには考えません。

 年をとって視野が広がっているとも思います。娘が毎日同じ会社に通勤するような仕事ができなくても、今は表現する仕事、自分を発信する仕事があるわけじゃないですか。実際、娘は「ママ、YouTubeを撮って」と言ったり、そういうことが好きだし、向いていると思うんです。娘の個性に合わせた何かは絶対あるから、だから何も心配はしていないです。

筆者撮影

ーーありがとうございます。最後に今後について教えてください。

小島 私はグラビアアイドルとしてずっと男性にコミットしてきて、グラドルである自分を無意識に作ってきました。写真集では裸にはなったけれど、今はもう全部取っ払って、今後の人生ありのままの自分に、心もそんな風になっていけたらと思っています。

 そして、これからはたくさんの女性と一緒にコミットし、介護だったり、発達障害の子供を持つ親として学校のことや生活にどう向き合うか、また乗り越えていくかなどを、少しづつ私も学びながら、生の声を伝えたいなと考えています。

 女性の社長さんも知り合いにいますが、男勝りで恰好いい方も多い。これからは、パワフルに加えて、セクシーで可愛く(笑)、そしてもっと女性が楽しく、自由に活躍できる場所を作れればと思っています!

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。