9・11直後、敵勢タリバン5万人に対し、たった12人で戦った米軍騎馬隊(グリーン・ベレー)の実話が映画化された。主演は『アベンジャーズ』シリーズでマイティ・ソーを演じる注目の俳優。オーストラリア人で、2001年当時は高校生だった。
「アメリカ人ではないからこそ、また長い時間がたった今、振り返ることで、新たな視点を提案できたと思う。アフガニスタンのドスタム将軍についても、彼と直接会話した人から思い出を聞くことができた。監督にその話を取り入れてはという提案もしたんだ」
アクション映画の主役であることにも、大きな責任を感じている。
「『白鯨との闘い』の時、ロン・ハワード監督に“この撮影はきついものになる。君はリーダーだから、気を引き締めてくれ”と言われ、“もちろんです”と請け合ったのだけど、ある時、僕はうっかり何か不満を言ってしまったらしい。そうしたらたちまちみんなが文句を言い出してね。“しまった、本当に伝染するんだ”と後悔したよ。自分の頬をひっぱたきたい気分だった。寒かったり、過酷だったり文句を口にしたいことはあるけど、それをやってしまうとみんなが不満を言い出すということを、今は肝に銘じてるよ」
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『ホース・ソルジャー』
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