NHK連続テレビ小説『虎に翼』で、法律の道を志し朝鮮半島から日本に来た留学生・崔香淑(チェ・ヒャンスク)を演じたハ・ヨンス(33)。“ヒャンちゃん”としてお茶の間の注目を集めた新星が「週刊文春」のインタビューに応じた。
「韓国の朝ドラは刺激的な作品が多くて…」
韓国では2018年にドラマ『リッチマン』でヒロインを務めるなど10年間活動し、『虎に翼』で日本の“朝ドラ”に初出演。世界を席巻するドラマを生み出してきた韓国と日本、どちらの制作現場も経験している“知日派”の彼女に日韓の違いについて尋ねると、
「韓国の“朝ドラ”は刺激的な作品が多くて、お姑さんがお嫁さんをキムチでビンタしたりします。それに比べると、穏やかな日本の朝ドラは素晴らしい(笑)」
日本の撮影時間についても。「まさに天国ですね」
内容だけでなく、撮影時間についてもこんな違いがあるという。
「夜に放映される人気ドラマだと、制作費が高くて一作品に数億円使う。その分、話数も20話近くあったり、放送時間も1時間以上あったりするから、必然的に撮影時間も長くなります。韓国の作品に参加していたときは、明け方4時、5時まで撮影して睡眠時間が2時間ぐらいになってしまうこともあった。でも、日本では日付が変わることはありません。まさに天国ですね」
そんなふうに分析する彼女はそもそもなぜ、日本で演技をするようになったのか。そして、『虎に翼』収録で交流のあった伊藤沙莉、松山ケンイチとの知られざるやりとりとは?
◇◇◇
9月18日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および19日(木)発売の「週刊文春」では、ハ・ヨンスが『虎に翼』出演の経緯や収録秘話、共演者との交流などを語ったインタビュー全文を読むことができる。さらに、山田よね役の土居志央梨や轟太一役の戸塚純貴のロングインタビュー、伊藤沙莉や岡田将生ら主要キャストの秘蔵エピソードなど〈『虎に翼』8つの「はて?」〉と題した大特集を展開している。