“黒髪ロング美女レイヤー”が語る「アニメの髪型を再現する」ことの難しさ「特に苦労したキャラクターは…」

宇佐見坂　普通にアニメをみる人はキャラの前髪の毛量なんてそんなに気にしないし、ましてや生え際や分け目をじっと見ることも無いと思うんです。でもコスプレイヤーって、そこの再現性こそがアイデンティティなんですよね。

　前髪が左右何束と何束で分かれているか、分け目が左寄りか右寄りか、生え際が丸いか四角いか。そういったディテールこそが、そのキャラクターたらしめている部分なんだと思っています。そこにどれくらい当てはめられるか、というのが、コスプレイヤー全員共通の苦悩と楽しさなのでは、と思ったりしています。

ネタコスのために「腹の脂肪を増やす」ことも…

──早く髪の毛を伸ばすために、プロテインを飲んでいるそうですが、飲んでいると伸びる速度に違いがありますか？

宇佐見坂　私は日常的に飲んでいますが、美容師さんに伸びるの早いねと言われたりはしますね。

──髪の毛にこだわりがある宇佐見坂さんですが、髪の毛一切関係ない、ハイクオリティな面白ネタコスプレ（ネタコス）が度々バズってますよね。以前コミケで披露していたゴリエのコスプレも、あえてお腹の脂肪を増やしたりこだわりが半端なくて…。

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「父からメールが来たときは肝が冷えた」“パンツを食べる女性キャラ”に変身したことも…「ネタコス」のためなら自意識も捨てる「美女レイヤーのコスプレ哲学」

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