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「自分の趣味を家計や共有スペースに持ち込まないこと」は厳守

「たがいの趣味には口出ししない」というBさん(40)の妻(39)は、フルタイムで働くKis-My-Ft2ファンだそう。

「うちは、趣味に関しては不干渉ですね。妻は推し活で年中あちこち飛び回っていますが、僕は僕で好きにさせてもらっています。釣りが趣味なので早朝から出かけたり、遠征釣行にもよく行きます。夫婦の駆け引きがあるとしたら犬の世話くらいでしょうか。2人そろって家を空けるわけにはいかないので、相談して遠征の日程をずらしたり、帰宅時間を調整したりしています。

 2人とも自分のフィールドを守りたいタイプなので、別行動できる趣味があるのはいいことだと思っています。それでもルールは決めていて『自分の趣味を家計や共有スペースに持ち込まないこと』は厳守です。たまにリビングに彼女の推し活グッズや僕の釣り道具が置いてあると“メルカリに出しちゃうよ~?”と脅し合うのもお約束です(笑)」

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 他人の趣味に文句を言わない、という現代的な関係をうまく築いているように見えるBさんですが、実は強烈な“失敗体験”があったと言います。

「実は元カノが“いつも2人でいたい”というタイプですごく苦労したんです。興味がないのに釣りに無理矢理ついてきて退屈そうにしたり、僕が友人と会うのもいやがったり。依存されるのに疲れて別れましたが、夢中になれるものがない人ってだるいなと思ってしまいました。

kis-My-Ft2 STARTO公式サイトより

 だから、キスマイさんには“妻の相手をしてくれてありがとう!”みたいな気持ちまであります。妻のほうも、僕の趣味を同じように思ってるんじゃないかな」

 嫉妬する気持ちについて質問すると、「10代ならともかく、アイドル相手に嫉妬したりしませんよ」と余裕顔のBさん。たがいの「放っておいてほしい」という気持ちがかみ合ったケースのようです。