「妻は重度のジャニヲタですが、美人なのでノーダメージです」
最後にご紹介するのは、妻の推し活を歓迎してはいないけれど、惚れた弱みで……というケース。Dさん(32)が「僕の推しは妻かもしれない」という奥様(28)は、Hey! Say! JUMPのファン。コンサートでも人目を引く美貌の持ち主です。
「妻は重度のジャニヲタですが、美人なのでノーダメージです。よく“可愛いから許す”とか“イケメン無罪”とか言いますよね? あれは僕にとっては本当にそのとおりで、妻が綺麗だから何でも許せる、という状態です。
妻の推しは山田涼介さんですが、ゲームにマイナスのイメージを持つファンでも、美形の山田さんがやっていれば何でも“尊い”になる。でも普通の男が同じことをしていても同じ感情にはならないでしょう」
そして一般的にはネガティブに受け止められがちなジャニヲタという属性が、意外性になって妻の評価が上がるのも嬉しいと言います。
「『うちの妻はジャニーズが好きで……』と話すと、可哀そうに思われることもあるんですが。実際に妻に会うと、イメージと違って拍子抜けすることが多いようで“あんなに美人なのにジャニヲタってギャップがいいね”とか“参りました”みたいになるんです。
それと妻は『いつも元気で推しに会いたいから』と、MVを観ながら運動したりウォーキングしたり、推し活を美容と健康に活かしているのもいいんですよね」
元々の関係性によって相手の趣味への許容度が変わるのは自然ですが、ルックスによる影響も小さくはないのが現実なのでしょう。
体感では妻のジャニヲタ活動への反応は、反対2割、不干渉6割、賛成2割ぐらいに見えます。
では、ジャニヲタの夫が“許せる”ラインと、愛想を尽かすボーダーラインはどこにあるのでしょう。