明日、10月24日夕方、プロ野球のドラフト会議が行われる。特に注目が集まるのが、今季4年ぶりのリーグ優勝を果たしながら、CSで横浜ベイスターズDeNAに敗北し、日本シリーズ進出を逃した読売巨人軍の動向だ。

巨人の阿部慎之助監 ©時事通信社

例年にも増して逸材が揃う“豊作ドラフト”

 今年は豊作ドラフトと言われ、3月に行われた侍ジャパンのトップチームの欧州戦で代表選出された関大・金丸夢斗(かなまる・ゆめと)、愛工大・中村優斗(ゆうと)両投手に明大・宗山塁(むねやま・るい)内野手(故障で代表戦は欠場)、青学大・西川史礁(みしょう)外野手の4人を筆頭に大商大・渡部聖弥(わたなべ・せいや)外野手らを加えた即戦力の1位指名候補が目白押し。

 高校生にも東海大相模の藤田琉生(りゅうせい)、報徳学園・今朝丸裕喜(けさまる・ゆうき)、福岡大大濠・柴田獅子(れお)の各投手など、例年にも増して逸材が揃う。

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最後まで指名が決まりそうにない

「例年何球団かが事前に指名選手を公表。他チームを牽制する駆け引きがありましたが、今年は早い段階から指名を公言しているのは広島の宗山内野手だけ。1位候補がかなりいるので、他チームの動向を見ながら、ドラフト会議当日の朝に最終決定する球団も出てくるかもしれません」(スポーツ紙デスク)

 そんな中、最後の最後まで指名が決まりそうにないのが、巨人なのだという。

「実は巨人はかなり早い段階で、左腕の金丸指名で方針は固まっていた。しかしここにきて方針転換が検討されているのです」

 一体なぜなのか?

関大の金丸夢斗 ©時事通信社

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 10月23日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および24日(木)発売の「週刊文春」では、いよいよ明日に迫ったプロ野球ドラフト会議における巨人の迷走について伝える。なぜ巨人は突然の方針転換に舵を切ったのか? そして、新たなドラ1候補として挙がる選手の名前と即戦力左腕金丸投手に聞こえてきた「不安要素」とは? 巨人の取材を長年続けるライターの鷲田康氏が、連載「野球の言葉学」でスクープ情報を明かしている。

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