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肌はボロボロの状態で、デコボコしていて…鏡を見るのも怖かった

――ヤマンバギャルはいつまで続けていたのでしょうか。

あぢゃ 2003年に映画「バトル・ロワイアルII 鎮魂歌」に出演して以降、ギャルとしての仕事が少しずつ減ってきて。ギャルブームが下火になっていたんですよね。それで化粧も薄くして、ギャルはギャルだけど、落ち着いたギャルになっていきました。

 肌を焼くのもその時にやめましたね。でも、もうその時には、肌はボロボロの状態で、デコボコしていて。顔がダルメシアンみたいになっていたんです。鏡を見るのも怖かったですね。

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 しみもそばかすもすごくて、あまりすっぴんになったこともなかったので、自分でもびっくりでした。とにかく少しでも肌を回復させようと、評判の良い化粧品を試供品でいただいて、その時に初めて「あ、ちゃんとケアしておけばよかった」って後悔しました。舐めてたなって。

――ギャルをやめてから初めてスキンケアを始めたと。

あぢゃ とりあえず周りに聞いて、自作のパックを作ったりして。メイクしたら化粧を落とすっていうのを徹底しました。

 ヤマンバギャルをやっていた時に、おばあちゃんと久しぶりに会ったら、「誰?」って言われて。「マミだよ」って言ったら、「あんた肌綺麗なのに勿体ない」って言われて。その言葉を思い出して、親からもらったものをすごく雑に扱っていたなって。先のことを全く考えていなかったって反省しました。失ったものはもう戻らないので(笑)。

 

マッチングアプリのプロフィールには「清楚系」

――今のパートナーと出会ったのはいつだったのでしょうか。

あぢゃ 36歳とかですかね。ギャルを引退してから、タレント活動したり、ホステスをやっていたんですけど、その時にマッチングアプリで出会いました。

 元々結婚願望はあったんですが、自分のやりたいことを優先していて。気づいたら30代後半になっていました。当然、婚活市場では、20代の女性ばかりがマッチしていて。合コンでも婚活パーティでも全く出会えず。

 そんな時に今の夫と出会いました。ただ、アプリのプロフィールには清楚系って書いていたんですよ(笑)。でもひょんなことからあぢゃだってことがバレて。過去の写真とか全部見せたりしたんですけど、全く気にせずに受け入れてくれて。付き合って3ヶ月で結婚しました。