「ネタバレになるので、今日はお話しできないのですが……」
そして最後に中井が「ネタバレになるので今日はお話できないですが、最後のおばあちゃんのスピーチが素敵なんです。そこに集約されていくんですが、命がけで人に愛を伝えていく、彼女の気持ちを見ていただきたいし、本も読んでください。本は本で楽しみ方が違うと思います」と語ると、キンタロー。も「サラとジュリアンの関係性、そして人間描写もすばらしいですし、それのみならず時代背景も、今の時代にリンクする。人間のひとりの思い込みによってたくさんの人が巻き込まれて、傷つく時代。それを俯瞰で見て、やさしさについて、親切にすることについて、いま一度立ち返って、考えていただきたくて。そうするとまた違う未来が生まれるかなと思います。本当にいろんなものが凝縮した、自分のマインドを変えてくれる映画なので、ぜひ見ていただきたいですね」とメッセージを送った。
映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』は12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー!
【STORY】いじめによって学校を退学処分になったジュリアンは、自分の居場所を見失っていた。そんな中、ジュリアンの祖母のサラがパリから訪ねて来る。あの経験で学んだことは、「人に意地悪もやさしくもしないただ普通に接することだ」と孫の口から聞いたサラは、「あなたのために話すべきね」と自らの少女時代を明かす。時は1942年、ナチス占領下のフランスで、ユダヤ人であるサラと彼女の両親に危険が近づいていた。サラの学校にナチスが押し寄せ、ユダヤ人生徒を連行するが、サラは同じクラスのジュリアンに助けられ、彼の家の納屋に匿われることになる。クラスでいじめられていたジュリアンに何の関心も払わず、名前すら知らなかったサラを、ジュリアンと彼の両親は命がけで守ってくれる。日に日に二人の絆が深まる中、終戦が近いというニュースが流れるのだが──。
監督:マーク・フォースター 『ネバーランド』『オットーという男』
脚本:マーク・ボムバック、R.J.パラシオ
出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、ブライス・ガイザー、
ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン
2024年|アメリカ|英語・仏語|121分|カラー|スコープ|5.1ch|原題:White Bird|字幕翻訳:稲田嵯裕里|映倫区分:G配給:キノフィルムズ クレジット:© 2024 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:https://whitebird-movie.jp 公式X:@whitebird_movie