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 10年間用心棒をしていますが、仲裁後にトラブルになったことは一度もありません。だから、何かあったときは守ってくれるんだ、と安心する女の子もいます。だけど、こんなことになるならもう面倒を避けよう、お金ももらえるしと思って、できそうな男とならセックスをする女の子もいます。それに、嫌な客だったらまた仲裁してもらえばいいやと悪い方向に進んでしまう子もいますね。

JKリフレの本当の闇

 トラブルだらけのJKリフレですが、店側は抜本的な予防策を講じようとはしていません。

 もちろん、店は“本番行為や性的サービスは絶対したらあかんよ”と伝えていますが、2人きりの空間で行われていることは、正直確認はしていません。店は、“女の子が勝手にやったことだ”というお決まりの逃げ文句を言うばかりです。

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 そんな店の態度も相まって、関西では“日本橋の〇〇という店は本番ができる”という情報が広がっています。

 そういうお店は増えていますし、いろんな噂が広まりますね。最初からセックス目当てで来店する客も多いですよ。オーナー側からすると“これは儲かる”ということになる。2店舗目、3店舗目と拡大していった結果、いまでは多数のJKリフレ店があります。

 しかし、当然ながらこんな営業が長く続くとは限りません。

 店は毎日忙しいわけではありませんから、暇なときは女の子にチラシを持たせて路上で声かけを行わせます。その結果、週末では50人以上が路上に立って声かけをしている。行政からすれば、目に余る光景でしょう。大阪万博を控えて外の目を気にしていますから、当局の取り締まりは厳しくなっていくはずです。大阪府警はJKリフレの摘発も視野に入れているのではないかと思われます。

 大阪府警をはじめ全国の警察が問題視していることの一つに、“空白の1カ月”というものがあります。