――入社して1週間で退職を伝えるのは、勇気が必要だったのでは?
ゆいにゃ 当時勤めていた会社は、「来る者拒まず、去る者追わず」な社風だったんですよ。どんどん人が入れ替わっていくから、辞めるハードル自体は低かった。
前職と同様に、勤務歴が短すぎて休職制度は使えないと分かったから、ストレートに「退職したい」と上司に伝えました。怒られたり、止められたりするのではなく、「やっぱ大変だったよね」という反応でしたね。
そこからは、会社員として働くことは諦めて、コンカフェ嬢とSNSでの発信をメインに活動しています。
「いい大学を出て、いい会社に入るのが成功だ」と思わなくなった理由
――学生時代は「いい大学を出て、いい会社に入るのが成功だ」と思っていたそうですが、いろんな経験を経た今、考えに変化はありますか?
ゆいにゃ いわゆる「いい大学」を出たからって、世間一般が考える「成功」をしなきゃいけないわけじゃないよね、と思います。私が早稲田大学に入れたのは、私が人より優れているからじゃなくて、受験当日にたまたま心身ともにコンディションが良くて、頭が働いていたから。
つまり何が言いたいかというと、高学歴だからって世間一般の成功にとらわれる必要はない。どんな人も、自分のやりたいことを、やりたいようにすればいいんじゃない、と。それが、その人にとっての成功なんじゃないかなって思います。
ただ、今の私のような、ほぼ“プー太郎”な生活を続けるのは違うな……と考えているところです。なので、私がお役に立てそうなお仕事があったら、気軽に声をかけていただけると嬉しいです!
「人は学歴じゃないな」“中卒”のパートナーと今年9月に婚約
――プライベートでは、最近婚約されたそうですね。
ゆいにゃ はい。今年9月に、お付き合いしていた方と婚約しました。実は彼は“中卒”なんですよ。
――「MARCHに人権はない」発言で炎上していましたが、パートナーの学歴は気にならなかった?
ゆいにゃ あれは発言の一部を切り取っただけの言葉だって話したじゃないですか(笑)。たしかに学歴だけでみると、彼は「低学歴」に分類されるかもしれません。
でも、自分で事業を運営していて、人としても尊敬できる。すごく頭の良い人なんですよ。彼と出会ってから、さらに「人は学歴じゃないな」と思うようになりました。