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 でも、これまでの選択は後悔していません。汚しちゃったなら、それを塗り替えるくらいの結果を出せばいいと思っています。

 先ほども話したように、今のプー太郎のような状態は、やっぱり不安です。でも、人より時間があるからこそ、人より挑戦できることも多いはず、と思っていて。

 たくさん挑戦して、たくさん失敗して、最終的に「これが私の成功だ」と納得できる結果を残せると嬉しいですね。そのためにも、やりたいことにはどんどんチャレンジしていきたいです。

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学校や会社に馴染めない人のための居場所作りを構想中

――今考えている「やりたいこと」を教えていただけますか。

ゆいにゃ まだ構想段階ですが、学校や会社に馴染めない人のための居場所をつくれたらいいな、と思っています。

 そこで自分の力で生きていくためのスキルを学んで、自分に合った働き方ができる会社への再就職や、独立をサポートする。私のような社会不適合者でも、自分らしく幸せに生きていくためのサポートがしたいんです。

 そのためには、まず私が成長しなきゃいけない。やらなきゃいけないこともたくさんある。だから今は、私ができること、得意なことを増やすために日々試行錯誤しているところです。

 とはいえ、社会も、私を取り巻く環境も、これからどんどん変化していくはず。それに応じて、私の価値観も、やりたいこともどんどん変化していくと思うんです。

 ただ、昔から変わらず「誰かを幸せにするきっかけづくりがしたい」とは考えていて。その根本にある思いを実現するために、「今、私ができることは何か?」と問い続けていきたいですね。

 

撮影=杉山秀樹/文藝春秋

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