「橋本環奈演じるヒロインに影響を与える関西弁の管理栄養士として登場。今期は、10日放送開始の深夜ドラマ『家政婦クロミは腐った家族を許さない』(テレビ東京系)にも出演するなど女優業が忙しくなっている」(スポーツ紙記者)

 13日放送の『おむすび』(NHK)で、初の朝ドラ出演を果たしたのは、女優の藤原紀香(53)だ。

『おむすび』では管理栄養士役を演じる藤原紀香

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立て続けに降りかかる厄災

 所属事務所サムデイが破産、さらに夫の片岡愛之助が稽古中の事故で怪我を負うなど、昨年の紀香はまさに八方ふさがりだった。

「破産手続きを行っていることをサムデイ社長の髙橋裕氏が発表したのは昨年11月27日。紀香は事務所の経営が厳しいことを承知で、この1年ほどはギャラの未払いにも目を瞑ってきたが、そんな彼女ですら、ギリギリまで破産のことは知らされていなかった。さらにその2日後、29日には舞台稽古をしていた愛之助が7メートルの高さから降りてきた木製のパネルと接触。上顎と鼻骨を骨折した。実はこの時期、紀香は朝ドラの撮影で神戸にいた。初の朝ドラ出演だが、慌ただしい中での撮影となってしまいました」(芸能記者)

夫・愛之助は稽古中の事故で骨折

 そんな紀香に更なる厄災が。昨年12月2日に『週刊女性PRIME』が報じたのが、紀香の舞台に関係した4000万円の出資トラブル。記事によれば、紀香が舞台製作のために関係先企業などから募った一時的な出資金を、社長の髙橋氏が無断で使い込んだという。

「舞台の主催企業がチケットを事前に買い取る形で出資したお金にも関わらず、髙橋氏が無断で借金の返済に充ててしまった。舞台は紀香が出演した複数の作品で、その総額は4000万円を超える。紀香がその事実を知ったのは、事務所がすでに破産手続きに入った後で、大慌てで関係先に謝罪行脚したそうです」(同前)

泣きつくも、切り捨てられた髙橋氏

 破産したサムデイは“芸能界のドン”周防郁雄氏(84)率いるバーニンググループの系列会社。社長の髙橋氏には紀香を使ったある方策があったという。

「実は紀香のギャラが長いこと払われなかったのは、“ドン”の寵愛を受けた紀香のギャラが未払いになっている件を持ち出せば、バーニングから助け舟を出してもらえるのでは、という髙橋氏の思惑があったから。しかし周防氏は泣きついてきた髙橋氏に手を差し伸べることはなく、切り捨てた」(サムデイ関係者)