芸歴44年、数々のドラマで主演を張ってきた観月ありさ(48)が11年ぶりに時代劇に出演中。NHK BSの「雲霧仁左衛門」で復讐に燃える札差屋の女将役が話題だ。

「現代モノではコミカルな役の多い観月ですが、着物姿で艶っぽく男を惑わす演技で存在感を放っている。ドラマ終盤に向け中井貴一との駆け引きも見どころのひとつです」(放送記者)

 子役モデルを経て12歳で「教師びんびん物語Ⅱ」の生徒役、往年の名作CM「お正月を写そう」で注目を浴びた。

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「宮沢りえ、牧瀬里穂とあわせ『3M』と呼ばれもてはやされた」(広告関係者)

デビュー曲は「伝説の少女」

 15歳で「24時間テレビ」のメインパーソナリティに起用。股下84センチの美脚でモデルとしてパリコレ出演経験もあるが、軸足は常に女優に置いていた。

ギネス記録に認定された連続ドラマの主演はなんと“30年連続”

 1992年「放課後」のドラマ初主演を機にトップ女優へと上り詰めた。

「代表作の『ナースのお仕事』で松下由樹との掛け合いで見せたコメディエンヌとしてのセンスを買われ、実写版『サザエさん』などフジの全盛期を支えました」(テレビ誌記者)

 2010年に、19年間連続ドラマの主演を務めたことでギネス記録に認定。2021年の“30年連続”まで記録を更新した。

「視聴率が取れないのに主演を続けられる観月を揶揄する声もあった。実際、記録の後半はゴールデン帯から撤退し、深夜やBSの枠で維持していたハリボテの記録ですがね」(ドラマ制作関係者)